明るい日

重い荷物を積載し急傾斜で勢いのついた台車の取っ手を営業車にぶつけてウィンカーを完璧に壊した。普段ならまあお前馬鹿か気をつけろよという感じですごく叱られるところだけど、昨日後輩が営業車で事故を起こし、朝礼で会社の車の扱いについて厳重注意を言い渡された直後の出来事だったために、お前は本当に馬鹿だ人の話を聞け間抜けという感じでものすごく叱られることになった。

今までもらい事故に遭いこそすれ自分の運転によって会社の車を損なったことはなかったし、これからもないように気をつけようと思っていた矢先にいきなり死角からやられた感がある。まず昨日の今日でタイミングが最悪だったし取っ手の高さも荷物の重さも坂道も丁度ウィンカーを壊すためにセットされたかのようで、何ものかの作為を感じずには居られない。誰だあんなところに車を停めたのは。僕だ。

朝からこんな調子だったので意気消沈して仕事をし、今日は22時前に帰ってきた。明日も明後日も多分そのぐらいの帰宅時間になると思う。こういう日もある。星野源のうたが頭の中でずっと流れている。