痛み記録4 他

・歯医者さんへ4度目の通院。痛み記録と銘打ちながらも、かつての激痛は既になりを潜め、今のところ日常生活を送る分にはほぼ支障がない。ただ穴は開いているのでよく食べものが挟まるし、なんとなく舌でいじりたくなる。先生曰く「順調に快方には向かっているがまだ万全ではない」とのこと、完全に穴を塞ぐのは延期になってしまった。患部には薬を入れて仮詰めをしてあるのだけど、それが染み出してきているのか、ふとした拍子になんとなく口の中がクスリっぽくなる。食事がおいしくなくなるのでこれは困る。

・後輩が会社を休んでいる。最初はノロウィルスに罹患したとかで、あーそれは大変だーと思っただけだったけれど、流石にちょっと長い。心配になって昨晩電話をしたら存外に元気そうな声を聞けて、「明日はいきまーす」と言ってたのに、蓋を開けると今日も休み、土日を挟んで丸1週間の欠勤になる。この7連休の直前に3日病欠して2日出勤して、というのがあったこともあり、社内ではこのままフェイドアウト? とか何とか噂されている。僕はまさかそんな……という気持ちだったのだけど、今日の後輩は電話にも出ない。仕事でそんな悩んでる風でもなかったので、いやまあもちろん万事順調ってわけでもなかったけど、それでもマジかーっていうか、なんでーって思いが強い。会社には毎朝連絡をしてきているらしいからそれは救いというかなんというか。

そもそも社会人1年目で会社楽しい! ヤッフー! なんて気持ちになるはずがないと僕は思う。僕自身とりあえずの要領を掴んである程度自信を持って仕事に取り組めるようになったのはごく最近のことだし、正直今の業界へは興味に満ち満ちて飛び込んだわけではなかったから、最初の頃はちょっとこれ人生として正しいのか否か…的な問題にまで踏み込んで悩んだこともあった。

とりあえず自活する術として今の会社で何とかやっていくしかなく(あと内定後に半年留年くらった僕を拾ってくれた会社への恩義もあって)、そうこうしているうちに何かしら、ゆっくり会社の中でのポジションというか、居場所が定まってきた、という感じである。何が言いたいかというと今の段階で会社を辞めることを考えるのはちょっと早すぎるしもったいないんじゃないか後輩くん……ということ、合う合わないの判断はとりあえずまだ保留できる時間帯だぞ、ということだ。

しんどさを感じるポイントは人それぞれだから何も言えない部分があるけど、というかこの話は完全に今後輩が精神的な理由で会社を休んでることが前提になっているけど、とにかくちょっと1回ちゃんと話したい。社会人としての色々が面倒くさくなったかな。もしそうだとしたらその気持ちはすごく良く判る。けど、こういう他人が使う「あーそれわかるわかるー」っていうのがすごく白々しく聞こえるときがあるっていうのも、またよく判るから、言葉を選ぶのが難しい、と思う。後輩、明日は来るだろうか、でもこれ来づらいだろうなあ。でもなー。