tied knots

昨日は午後から友達(P)の家でずっと飲んでいた。

春から一人暮らしを始めたPの家には巨大な液晶テレビがあって、買ったのかと尋ねたら仕事場の先輩から貰ったのだという。「なんかPくんは色々話を聞いてくれるからさ」という理由でいきなりくれたらしい。なんかそれ怖いな、と言ったら、Pも「正直怖い」と言っていた。大型テレビを手放した上に当の後輩に恐怖されているその先輩が少し気の毒になったけれど、やっぱり何か裏があるんじゃないかと勘ぐってしまう。ただより怖いものはないというのはこういうことだなと思った。

Pとは高校のときの友達で大学は別々だったし、社会人になってからもお互い忙しくて今まで遊ぶ機会がなかったけれど、昨日は昔話をせずに普通にずっと馬鹿な話をしていた。久しぶりに会う友人との間には距離感を上手く掴めずにぎこちない空気が流れがちだけど、Pと僕にはそういう感じがなくてとても良かった。僕は別れた彼女の話をして、Pは今付き合っている彼女の話をしてくれた。お互いにけっこうぶちまけた話を出来たのは、やっぱりアルコールのおかげもあったと思う。とにかく2人でたくさん飲んだ。

フリーになった僕にPが今度彼の同僚を紹介してくれるという。フェイスブックの写真も見せて貰った。普通に可愛かったし、友達に同僚を紹介するというのはけっこう勇気がいることだと思うので、そういう計らいをしてくれる厚意も含めて嬉しかった。近いうちに今度はPを我が家に招いて盛大にもてなす約束をして家路についた。

正直今朝はものすごくお酒が残っていたのだけど、つい先週(友達の結婚式で少し飲み過ぎてしまって、その翌日)上司に呼気の酒臭さを指摘され、その日の車の運転を禁じられたばかりだったので、午前中は半分息を止めて仕事をしていた。息詰まる職場ってこういうことをいうのかな、とちょっと思ったけれど、多分違う。