許す

今日からここで書きはじめることにした。

年が明けてから息苦しい見苦しい日々を送っていたけれど、最近やっと落ち着きを取り戻した、というか、今までにないくらいに穏やかで能動的な暮らしを送ることができている。今日は8時半に目覚めてゴミを出し、リンゴを剥いて食べて水周りの掃除をした。洗濯機も回して今、窓の外にはパーカーが1着とワイシャツとタンクトップが1枚ずつ、そして下着とタオルがたくさん揺れている。昼食のためのご飯が炊き上がるまでの間にふとブログを作ろうと思ってパソコンを開いた。

ここまで書いて突然部屋に両親がやってきた。僕の穏やかで清潔な生活の影を見てとった父母は驚きの声を上げていた。僕は僕で誰かにこの部屋の様子を見せたいと思っていたから、丁度良かったと思う。あまりに片付いているせいで父に新しい彼女の存在を勘ぐられたけれど、1月の終わりに5年半付き合った彼女と別れてから全く女っ気はありません。両親はこれからアウトレットモールにデートとのこと、一緒にどうかと誘われたけれど、僕は今日高校のときの友達と約束がある。どこから聞きつけたのか彼女と別れたことをとても心配してくれている様子で、近々女の子も紹介してくれるらしい。すごい。

ご飯が炊けた。これから小松菜と卵のチャーハンを作る。それにしても父が張り切っておしゃれしていたのがとても良かった。